NFS-M8-QM-D2-N16
アクティブ

sensorEDGE - IO-Linkマスタとデータリモート送信

センサーデータをリモートIoTアプリケーションに送信するインスタントソリューション
  • 最大8個のIO-Linkセンサをリモートモニタリング

  • 最小間隔(秒単位)でクラウドへデータを送信

  • インターネットIODDファイルデータベースを介したIO-Linkの自動コンフィグレーション

  • インターネットポータルを介した集中デバイス管理とデータの可視化

  • 任意のリモートアプリケーションにリアルタイムデータをストリーミングするクラウドAPI

センサデータをリモート監視するインスタントIO-Linkソリューション

sensorEDGEは、お客様の機械を迅速にリモート監視するためのヒルシャーのソリューションです。2つのnetIOLチップ(ヒルシャーが開発したIO-Linkマスタコントローラ)とクラウドアップリンク1つを備えたセンサボックスが、最大8つのIO-Linkセンサのリモートデータ監視と分析を可能にします。

sensorEDGEは電源とインターネット接続さえあれば使用できます。PLCやフィールドバスシステムの複雑なセットアップは不要です。

センサが接続され、IODD((インターネット・ファイルデータベースから)を介して 自律的に設定されると、センサボックスは1秒間隔でデータをクラウドに送信します。データは、対応するクラウドWebフロントエンドで直接可視化することも、任意のサードパーティのアプリケーションからAPI経由でアクセスすることもできます。

sensorEDGEは、これまではローカルで制御され、リモート監視されることのなかった既存の工場の改善に最適なソリューションです。センサボックスは、プロトコル規格IEC 61131-9に準拠して動作するすべてのIO-Linkセンサと互換性があり、最小限の労力で統合できます。IP67定格のケーシングは最も過酷な条件にも耐えられるため、機械の近くにあるスイッチキャビネットの外に設置するのに最適です。

カテゴリ

パラメータ

概要

型番

1915.230

機能

sensorEDGE Cloudに接続可能な8ポートIO-Linkマスタ (クラスA) エッジデバイス

電源

供給電圧

+24 V DC、–25%/+30% (18 V DC~31.2 V DC)

: 電圧が34 Vを超えると、デバイスが恒久的ダメージを受ける場合があります。
電圧が約10 Vを下回ると、デバイスが停止します。

: デバイスには2L補助負荷回路用ピンが実装されていますが、sensorEDGEは補助供給電圧 (U2L) を必要とせず、使用もしません。1L負荷回路と2L負荷回路は互いにガルバニック絶縁されています。

不足電圧の警告

U1L < 18 V: 1L LEDが赤で点灯

U1L > 17.7 V: 1L LEDが緑で点灯

過電圧の警告

U1L > 30 V: 1L LEDが赤で点滅 (4 Hz)

U1L < 29.7 V: 1L LEDが緑で点灯

消費電流 (標準値)

150 – 160 mA (24 V DC時)

電源コネクタでの最大電流

16 A (エアフロー: ~約0.5 m/s)
3.36 A (エアフローなし)

: 常に電源をサーキットブレーカまたはヒューズで保護してください。このためには、24 V DC / 最大16 AのヒューズまたはタイプBのトリップ特性を持つサーキットブレーカを使用してください。

逆電圧保護

あり

電源のバファリング
(電源喪失時のブリッジング)

10 ms (24 V時)

コネクタ

M12 Lコード、オス、5ピン (4 + FE)
ロックナットの推奨締め付けトルク: 0.4 – 0.6 Nm

機構およびハウジング

寸法 (長さ x 幅 x 高さ)

200 mm x 60 mm x 30 mm

質量

420 g

ハウジングの材料

UL 94-V0準拠のガラス繊維強化プラスチック (PBT)

: ハウジングは耐UVではありません。デバイスを長時間、直射日光にさらさないでください。

ハウジングの色

RAL 7035 (ライトグレー)

保護等級

IP67 (EN 60529)

保護クラス

III (EN 61140)

取り付けタイプ

2つのM4ねじでキャリアに取り付け
推奨締め付けトルク: 0.8 Nm

許容周囲条件

動作周囲温度

–25 °C~+60 °C (IO-Linkポートの最大消費電流400 mA時、エアフローなし)

–25 °C~+60 °C (IO-Linkポートの最大消費電流1800 mA時、エアフロー: ~約0.5 m/s)

保管周囲温度

-40 °C~+85 °C

最大温度変化

3 K / min

相対湿度 (動作時)

5 %~95 %

汚染度

3 (EN 60664-1)

高度

0~2000 m

過電圧カテゴリ

II (EN 60664-1)

電磁両立性 (EMC)

無線干渉電界強度放射

DIN EN 55016-2-3 / BS EN 55016-2-3

放射界イミュニティ

DIN EN 61000-4-3 / BS EN 61000-4-3

伝導妨害イミュニティ

DIN EN 61000-4-6 / BS EN 61000-4-6

無線干渉電圧放射

DIN EN 55016-2-1 / BS EN 55016-2-1

ESD接触放電

DIN EN 61000-4-2 / BS EN 61000-4-2
4 kV

バースト

DIN EN 61000-4-4 / BS EN 61000-4-4

サージ

DIN EN 61000-4-5 / BS EN 61000-4-5

機械試験

正弦波振動

DIN EN 60068-2-6:2008

衝撃

DIN EN 60068-2-27:2010

自由落下

DIN EN 60068-2-31:2009

承認

UL

準備中

適合宣言書

CE

あり

UKCA

あり

RoHS

あり

REACH

あり

イーサネットLANインターフェース

タイプ

10/100 MBit/sイーサネットポート (eth0)

コネクタ

M12、Dコード、メス、4ピン

止めねじの推奨締め付けトルク: 0.4 – 0.6 Nm

IO-Link

タイプ

IO-Linkマスタ、クラスA、8ポート

コネクタ

8 x M12 Aコード、メス、5極

止めねじの推奨締め付けトルク: 0.4 – 0.6 Nm
最大ケーブル長: 20 m

LED表示

SYS (緑/黄)

通信コントローラのシステムステータスLED

WiFiシンボル Wi-Fi/Bluetooth (青)

現在は機能なし (将来使用するための予備)

EDG (赤/緑)

IO-Linkセンサのコンフィグレーションと動作状態を示すエッジLED

CLD (赤/緑)

インターネット/クラウドとの接続を示すクラウドLED

RUN (赤/緑)

現在は機能なし (将来使用するための予備)

ERR (赤/緑)

現在は機能なし (将来使用するための予備)

LINK (緑)

イーサネットリンクステータス

ACT (黄)

イーサネットアクティビティステータス

1L (赤/緑)

供給電圧のステータス

2L (緑)

第2負荷回路の供給電圧のステータス (U2L)

: デバイスには2L LEDと2L補助負荷回路用ピンが実装されていますが、sensorEDGEは補助供給電圧 (U2L) を必要とせず、使用もしません。

8 x A (赤/緑/黄)

IO-Linkポートのステータス

(注: 赤と緑の2色LEDを同時に切り替えると、黄色になります)

8 x B (赤/緑/黄)

未使用

型式

型番

内容

NFS-M8-QM-D2-N16

1915.230

sensorEDGE - IO-Linkマスタとデータリモート送信

ソフトウェアのダウンロード

sensorEDGEポータルは、sensorEDGEデバイスのソフトウェアをアップデートする機能を提供します。

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