netTAP 151ゲートウェイは、2つの産業用リアルタイム・イーサネットネットワーク間で双方向にI/Oデータを転送します。netTAP 151は、同種および異種のネットワークが存在する工場で、ネットワークの境界を越えてデータを交換するための理想的なソリューションです。netTAP 151は、PROFINET、EtherCAT、EtherNet/IP、POWERLINK、Sercos、 Open Modbus/TCPのプロトコルにおいて40種類以上の組みあわせが可能で、、あらゆる変換に対応するソリューションを提供します。
シンプルなI/Oデバイスとしてプライマリネットワークに統合することで、コンバータにはあらゆるPLCとの互換性があります。セカンダリネットワークでは、netTAP 151はI/Oデバイスとして機能するか、従属のネットワークをバスマスタとして制御します。I/Oデータの長さは、どのようなアプリケーションでも必要に応じて設定できます。プライマリネットワークのI/Oデータは、セカンダリネットワークのI/Oデータと相互にマッピング可能です。
2つのイーサネット・コントローラは、それぞれスイッチ内蔵の2つのデュアルイーサネットポートに接続されており、安全なネットワーク分離を実現します。そのため、スター型、リング型、インライン型のネットワーク・トポロジを、周辺機器を追加することなく実現できます。両コントローラは互いに独立して動作し、データバッファを介してI/Oデータの交換のみを行います。データ処理時間は10ms未満です。
デバイスは、事前ロード済みのファームウェアとライセンスがある状態、ない状態のどちらでも注文できます。事前にロードされていないデバイスを使用することで、ストレージコストを削減できます。後からファームウェアをロードすることでr、デバイスは以降のアプリケーションに柔軟に対応できます。USBコネクタは、ネットワークに関係なく、すべてのデバイスの診断とコミッショニングに役立ちます。