32ビット/200 MHz ARM CPUを搭載したnetXネットワークコントローラは、価格重視のアプリケーションにおけるシングルチップソリューション向けに、高いコンピューティング能力と包括的な周辺機能を提供します。ネットワーク・プロトコルとアプリケーションプログラムでnetXリソースが共有され、リアルタイム・オペレーティングシステムで実行されます。
netXソフトウェア開発ボードを使用することで、システム全体を最も簡単かつ経済的に評価できます。このボードには汎用ハードウェアと統合デバッグインターフェースが搭載されており、HitexのHiTOP開発環境とともに提供されます。アプリケーションをボードにロードしてプロトコルスタックで実行し、ライセンスフリーのrcXリアルタイムカーネルなどと組み合わせることができます。
これを実現するために、統合GNUコンパイラを備えたHiTOPは快適な開発およびデバッグ環境を提供します。HiTOPを使用することで無制限にコードを開発できますが、それをテストするにはnetXソフトウェア開発ボードが必要です。
ハードウェア開発の基盤として、デバッグインターフェースを除く完全な回路図をご提供します。このハードウェアのJTAGインターフェースを介して、例えばHitexのTantinoを接続し、開発ボードと同じユーザーインターフェースと機能で開発やテストを実行できます。