SYS TEC electronic AG社とヒルシャーが戦略的パートナーシップを締結
ハッタースハイム2023年11月30日 – 「メイド・イン・ドイツ」の高品質なエレクトロニクス・サービスの提供者であるSYS TEC electronic AG社と、産業用通信ソリューションのマーケット・リーダーであるHilscher Gesellschaft für Systemautomation mbHは、戦略的パートナーシップを締結しました。これにより、netXテクノロジーのユーザーは、マルチプロトコル対応の通信ソリューションを実装するための有益なパートナーにアクセスできます。
ヒルシャーは、netX通信コントローラとそれに基づくエレクトロニクス・コンポーネントとともに、長年にわたりマルチプロトコル対応の産業用通信の規格を設定してきました。しかし、特にアプリケーション開発の実装において、開発能力が大幅に制限されていることや、技術上の専門知識が不足しているということが、徐々に明らかな問題となってきました。これは、市場参入の重要な時期によって悪化する可能性があり、前述の2つの課題をさらに難しくします。同時に、お客様固有のソリューションまたは調整に対する要求は非常に大きくなっています。そのため、ヒルシャーの技術に依存するお客様は、開発プロジェクトに外部パートナーを必要とします。SYS TEC electronic AG社とのパートナーシップは、この課題を解決します。
「SYS TEC electronic AG社とのパートナーシップは、当社のお客様の外部ハードウェアおよびソフトウェア開発の可能性を広げるだけのものではありません」と、ヒルシャーのシニア・パートナー・マネージャであるJörg Zimmermannは説明しています。さらに、SYS TEC社の協力により、netXテクノロジーのユーザーは、設計プロセスと初期プロトタイプの直後に最終顧客用のソリューションの量産を引き継ぐことができるパートナーを持つことにもなります。「EMSサービス・プロバイダと調整したり、社内生産への移行を検討したりする必要はありません」と、Zimmermannは述べています。
SYS TEC electronic AG社は、すでに技術トレーニングを完了し、ヒルシャーの技術を使用した最初のプロジェクトを実施しており、このツヴィッカウ近郊のハインスドルファーグルントにあるエレクトロニクス・サービスのエキスパートはヒルシャーのパートナー・ネットワークに直接参加しています。
ヒルシャーは、産業用通信ソリューションのグローバル・パイオニアとして活動し続けるために、新しいパートナーシップの確立に一層注力しています。当社のパートナーは、広範囲に及ぶ最高品質の製品ソリューションからメリットを得ることができます。当社の統合パートナーの専門知識により、netXテクノロジーのユーザーによるお客様のアプリケーションへの通信ソリューションの実装が簡素化されます。これにより、当社のお客様は、カスタマイズされたサービスを通じて、特別な知識がなくても最終製品を現地で迅速に手に入れることができます。
SYS TEC electronic AG社は、個別の要件に対応するカスタマイズされた柔軟な完全ソリューションを開発および製造しています。SYS TECチームは、組込みシステムと分散オートメーションの顧客固有のエレクトロニクス・ソリューションの開発および生産を専門としています。システム開発の全体的な視野に加え、この企業は、産業用ハードウェアとソフトウェア・ソリューションの開発および実装における30年を超える経験によって特徴付けられます。SYS TEC社は、自社の生産施設で最高の品質規格の複雑なコンポーネントを生産しています。SYS TEC社のコア・ビジネスは、資材調達、物流、デバイス組立、テスト設定の構築、テストの実行などの分野で構成されています。
Hilscher Gesellschaft für Systemautomation mbH
ヒルシャーは、産業用通信分野におけるテクノロジーおよびソリューションのリーディング・プロバイダです。ヒルシャーの製品とソリューションによって、世界中の機械が高速かつ安全に自動的に相互通信できるため、生産とプロセスが円滑に行われます。ヒルシャーは、ハードウェアからクラウドまで、インダストリー4.0を実現します。ヒルシャーは、1986年にハッタースハイム・アム・マインで設立され、以来、世界中の13カ所に400人以上の従業員を擁する国際的な企業へと発展してきました。
