様々な産業ネットワーク用アプリケーション開発での主要要素の一つは、ソフトウェアソリューションをシームレスに統合できることです。netXファミリーのプラットフォームコンセプトは、ハードウェアとソフトウェアの間の相互作用に重きを置く豊富なソフトウェア機能で補完します。アプリケーションの観点に立てば、各種のnetXに対する個々のユースケースは3つの主要カテゴリーに分類できます。
ローダブルファームウェア (LFW) は、すべての主要なリアルタイムコントロールの通信標準に対してあらかじめ認証されたソフトウェアプロトコルとして提供されています。netXデバイスはホストインターフェース付きのコンパニオンチップとして動作し、ここではソフトウェアはブラックボックスとして取り扱われます。ホストアプリケーション用のAPI/Cツールキットはフリーアプリケーションライブラリとして入手できます。
リンカブルオブジェクトモジュール (LOM) は、すべての主要なリアルタイム制御通信規格に対してあらかじめ認証されたソフトウェアプロトコルスタックとして提供されています。ネットワーク通信と顧客のアプリケーションはnetXデバイス上で実行されます。使用できるNXHXソフトウェア開発用ボード群で、アプリケーションデザインはすぐにはじめられます。
netXファミリーのソフトウェアエコシステムには機能豊富なインフラがそろっており、これにはプロトコルスタック、ドライバー、BSP、プログラマブルロジックコントローラー (PLC) 用のツールキットと開発プラットフォーム、ソフトウェアの可視化、その他多くがあります。