このゲートウェイは、下位のSmartWire-DTネットワークを任意のEtherCATマスタに接続します。各SmartWire-DTステーションは1つのEtherCATスレーブを表し、スロット内のプロセスデータとモジュール単位でマッピングされます。このデバイスは、両方のネットワーク間で1,000バイトのI/Oデータを透過的に転送、交換、変換できます。全99台のSmartWire-DTステーションに対応しています。
ゲートウェイのコミッショニングは、デバイスの前面のコンフィグレーションボタンで行います。ボタンを押すと、読み取ったSmartWire-DTトポロジの内容がゲートウェイに保存されます。EtherCATマスタはこのコンフィグレーションをEtherCAT経由で自動的に読み出し、、ESIデバイス記述ファイルに従ってエンジニアリングツールのコンフィグレーションをマッピングします。
SmartWire-DTステーションのパラメータは、EtherCATオブジェクトとして変更できます。パラメータはEtherCATの起動時にゲートウェイに転送され、その後、SmartWire-DTステーションに転送されます。
オプションで、SWD-Assist(Eatonの計画および順序決定ツール)を使用できます。これは、SmartWire-DTトランクのディメンショニングをサポートし、エラーが発生した場合には、ゲートウェイ経由dでさらに診断を行います。SWD-Assistは、ゲートウェイの納品内容には含まれていません。このソフトウェアは、www.hilscher.comから無料でダウンロードするか、USBケーブル付きのDVDとして有料で注文することができます。