netLINK-MPIおよびnetTAP-MPIアダプタは、DINレールに直接取付け可能またはしっかりと固定できるデバイスとして、高価なCP通信プロセッサに置き換えることができ、イーサネット経由でS7-200®、S7-300®またはS7-400® PLCのプログラミングを可視化、制御できます。
同梱のドライバは、プログラミングデバイス(PG)として、 STEP7®やTIAポータルなど、いずれも広く知られたSIMATIC S7®エンジニアリングツールに統合できます。デバイスの設定は、エンジニアリングツールを使うか、内蔵のウェブサーバで従来のウェブラウザを使用して行います。
アダプタは、S7-PLC制御プログラムのプログラミングや変更、視覚化ソフトウェアWinCCを使用したHMIデバイスの設計に適しています。イーサネット・プロトコル「ISO on TCP(RFC1006)」は、任意のサードパーティまたはSIMATIC®可視化ステーションとPLCの結合をサポートします。工場や企業のネットワークに統合され、インターネットに接続されrると、標準的なTCP/IPプロトコルでネットワークの境界をまたいだルーター経由でのロギングやリモートメンテナンスやロギングも可能になります。
ネットワーク上に配置すると、イーサネットを介して2台または複数台のPLC間の直接通信を実現できます。PLCはイーサネットポートなしで結合することもできます。完全に統合されたPROFIBUS診断およびマスタクラス2 DPV1サービスにより、STEP7®での完全なDPスレーブ機器のコンフィグレーションと、パラメータ化が可能になります。
電源は24V DCコネクタで供給されます。S7 PLCは、netLink-MPIコネクタに直接電力を供給します。コネクタとソケットの接点は互いに1対1で接続されているため、netLink-MPIコネクタは、同じMPI/DPバスで他のデバイスを問題なく操作できます。