netSHIELD 90-RE: STM32 Nucleo 64およびNucleo 144向けの新しい評価ボード
ハッタースハイム2025年4月16日 – Hilscher Gesellschaft für Systemautomation mbHは、STM32-Nucleoアプリケーション向けの新しい評価ボードnetSHIELD 90-REをリリースしました。netSHIELD 90-REは、定評のあるnetSHIELD 52-REの後継で、Arduino Unoホストインターフェースを介してSTMicroelectronicsのNucleo-64およびNucleo-144開発ボードの両方をサポートしています。 NSHIELD 90-REを使用すると、マイクロコントローラベースのアプリケーションを、関連する多くの産業用通信ネットワークに接続できます:
netSHIELD 52-REとは異なり、新しいnetSHIELD 90-REはヒルシャーのnetX-90システムオンチップ (SoC) をベースとしており、市場で最も小さいマルチプロトコルネットワークコントローラです。Nucleo-64またはNucleo-144ボードと組み合わせ、netX 90はSTM32プロセッサのコンパニオンチップとして実装されます。
ARMベースのnetX 90 SoCアーキテクチャは、ゼロから設計が行われ、マルチプロトコル機能とサイクルタイムを短くするための低レイテンシという観点で、柔軟性、定時応答性、および性能についての最も厳しい要件を満たしています。種類の異なるデュアルコアアーキテクチャには、2つのARMプロセッサコアが備えられています。1つは通信専用で、対応するプロトコルファームウェアと共に、完全にヒルシャーが対応します。このプロセッサは、柔軟な通信サブシステムでnetX 90のマルチプロトコル機能を保証するものであるため、一般的なあらゆる産業用通信プロトコルのサポートが可能です。
プロトコルスタックなどの通信サブシステムは、netX 90 SoC上で独立して動作し、 STM32ホストマイクロコントローラのメモリをわずかしか必要としません。また、CPUリソースはほとんど不要です。netX 90ネットワークコントローラ用のプロトコル固有のファームウェアイメージは、シリアルフラッシュメモリに格納されています。netSHIELD 90-REには暗号化コアが内蔵されているため、近く発表されるサイバーセキュリティ機能の実装にも適しています。
2つ目のARMプロセッサを使用できるのはお客さまだけで、アプリケーションの実装用です。
8 MBシリアルフラッシュメモリ、8 MB SDRAM内蔵 STM32 MCUやnetX 90コンパニオンチップなど、お客様のホストデバイス間のSPIホストインターフェース ライン型およびリング型トポロジ用のリアルタイム・イーサネットスイッチを備えたイーサネットポート (RJ45) x 2 ステータスと通信のLED フィールドバスモジュールインターフェース STM32 Nucleo拡張ボードとして機能 (Arduino Uno互換のフットプリントを使用) Mini-B USBコネクタまたはホストインターフェースコネクタ経由の電源 (5V) SPMホストインターフェース、ウェブサーバ、または仮想COMポートを備えたオンボードUSB経由でデバイスにファームウェアをダウンロード ボード上のユーザ周辺機能: リセットボタン、ブートモードの選択 KiCad回路図およびレイアウトファイル (リファレンスデザイン) 評価用ファームウェア (機能制限付き) をヒルシャーから無償でダウンロード可能 STM32Cube™ IDEのサンプルアプリケーション用ソフトウェア拡張パッケージ付き
ハッタースハイム、2025年2月25日 – Hilscher Gesellschaft f ü r Systemautomationは、シングル・ペア・イーサネット (SPE) 技術ポートフォリオに新しい評価ボードを追加しました。NXEB-90-SPEボードは、ヒルシャーのマルチプロトコル対応のデバイスコントローラであるnetX 90をベースとしており、ユーザと開発者向けに、SPEを使用した産業用アプリケーションの開発と評価を行うためのオプションが数多く用意されています。