ホーム
ニュース

ヒルシャーとHIMA、機能安全通信のためのパートナーとなる

ハッタースハイム、2026年3月18日 – HIMA Groupとヒルシャーは、機能安全通信を実現するための構成要素を共同で開発して販売するための戦略的パートナーシップに調印しました。この提携は、セーフティと産業用ネットワークを1つの設計に求めるデバイスメーカーを対象としています。これを目的として、両社は共同で新製品を発表しています。SIL 3/PL e/Cat.4までの機能安全が求められる機械の検証を迅速化し、開発の労力を低減する評価ボードです。 

HICore 1とnetX 90を1つのハードウェアに

この提携の技術的な基盤では、2つの重要なコンポーネントを1つのハードウェアプラットフォームに統合します。TÜV認証を受けたHIMAの安全SoCであるHICore 1と、ヒルシャーのnetX 90マルチプロトコル通信コントローラを、新しい評価キットに組み合わせます。

この評価キットを使用すると、ユーザは、SIL 3/PL e/Cat. 4までの安全ソリューションを開発およびテストできます。完全に統合されたソリューションは、PROFIsafeですでに利用可能です。FSoE (Failsafe over EtherCAT) とCIP Safetyに対応するソリューションは現在開発中です。

開発作業を削減して市場投入までの時間を短縮

多くの開発チームは、セーフティと産業用通信を別々のサブシステムとして統合します。これにより、余分なインターフェース、テストステップ、文書化作業が生まれ、貴重な人手が拘束されます。HIMAとヒルシャーが新たに手を携えたことにより、この統合作業が低減され、市場投入までの時間が短縮されます。
小型のSoCを2つ使用するだけで、包括的な安全機能を実現し、さらに開発リスクも最小限に抑えることができます。どちらのSoCも、世界中の数え切れないほどのアプリケーションで確かな実績を積んでいます。また、HIMAとヒルシャーは、セーフティと産業用通信に関連するあらゆる問題で、献身的かつ専門的なサポートを行うため、お客様は中核業務に集中できます。
このソリューションはセーフティ要件に加え、ヨーロッパのサイバーレジリエンス法 (CRA) などの新しい規制から今後発生するサイバーセキュリティ要件にも対応できるよう、お客様と製品の準備を整えますする。

SPS 2025で初公開

ニュルンベルクで開催されたSPS 2025ですでに、ヒルシャーとHIMAは、評価キットとソリューションの例を初めて一緒に発表しました。ドイツで最も重要なオートメーション見本市では多くの関心が集り、このパートナーシップによって、大きな可能性が生まれることが示されました。すでに実証されている両社の提携は、これまで述べたように、次の段階に入っています。 

強力なパートナーシップは、共通の目標と健全な精神のもとで育まれます。それこそが、ヒルシャーとのコラボレーションで経験したことです。私たちの共同市場開発の取組みによって、大きな可能性が解放され、お客様に対して持続可能な付加価値が生み出されると確信しています。

Vahid Rezaei氏
組込みシステム事業担当ディレクター 
HIMA Group

Hilscher – empowering communication

HMAとの連携により、最先端の機能安全ソリューションと、世界中のプラントでこの技術を安全に接続する柔軟な産業用通信という2つのものが統合されます。

Heiko Henkel
SoC プロダクト・マネジメント責任者 
Hilscher
 

HIMAについて

HIMA Groupは、人、資産、環境を害から守るプロセス産業や鉄道産業を対象とした安全関連のオートメーションソリューションの世界的な独立プロバイダです。1908年に設立されたこのファミリ企業は、ドイツのマンハイム近郊にあるブリュールに本社を置いています。2023年に、HIMA Groupは、イギリスの企業Sella Controlsを買収しました。これに続いて、2024年にはノルウェーの企業Origo Solutionsを買収しています。
HIMA Groupの従業員数はおよそ1100名で、世界中に22のグループ企業があります。地域の拠点は、オランダのブレダ (ヨーロッパ、HIMA Benelux)、英国のストックポート (英国、Sella Controls)、ノルウェーのクリスチャンサン (スカンジナビア、Origo Solutions)、シンガポール (北および東南アジア、HIMA Asia-Pacific )、パース (オーストラリアおよびニュージーランド、HIMA Australia )、上海 (HIMA China)、ドバイ、アラブ首長国連邦 (HIMA Middle East)、米国のヒューストン (北米、HIMA Americas)にあります。

オープンで独立したHIMA Safety Platformは、ハードウェアとソフトウェアを1つのテクノロジープラットフォームに統合し、セキュリティコンセプトを統一します。インストールされている安全系 (SIL 3/SIL 4、PL e、CENELEC SIL 4) が50,000を超えており、HIMAは、テクノロジーリーダーと見なされています。実績のある安全技術に加え、コンサルティング、安全工学、サービス、トレーニングを提供しています。 
この結果が、機能安全とOTセキュリティ、規格への準拠、プロセス効率、安全ライフサイクル全体を通じたプラントの稼働率を保証するソリューションです。  HIMAは、安全のエキスパートとして、機能安全のデジタル化の先頭に立ち、包括的な安全ソリューションで顧客に大きな付加価値を生み出しています。

HIMAは1960年代以来、化学、石油化学、エネルギー、石油およびガスなど、プロセス産業における世界の大規模企業の信頼できるパートナーであり続けてきました。代表的な安全アプリケーションには、緊急停止システム (ESD)、消火・ガス (F&G) システム、 バーナーおよびボイラーのバーナー制御/管理システム (BCS/BMS)、ターボ機械およびコンプレッサーのターボ機械制御 (TMC)、漏れ検知機能付きパイプライン管理制御 (PMC)、パイプラインの過圧保護用で信頼性の高い圧力保護システム (HIPPS)、深海の海中システム、石油タンク集合地域の過充填防止システムなどがあります。

HIMAは2015年に、初めてCENELEC SIL 4認証を受けた安全PLCで鉄道業界に革命を起こしました。これらの民生 (COTS) 製品は、オープンな安全制御装置で様々なソリューションに簡単に統合してメンテナンスできます。現在HIMAは、踏切、信号連動装置、鉄道車両の車載システムなどのアプリケーション向けに、総合的な安全ソリューションも提供しています。当社の鉄道ソリューションスイートには、電化用のPower SCADA、鉄道トンネル制御用のSCADA BMS、速度超過防止システム、鉄道車両基地のインターロック、自動ドア制御などがあります。 

詳細: www.hima.com  

関連リンク

産業用通信プロジェクトのインテグレーションパートナーをお探しですか。マルチプロトコル対応のnetXチップからIIoTアプリケーションまで - パートナー企業のネットワークでお客様に必要なサポートをお届けします。

Customer Center / Sales: Hilscher Japan KK

質問がありますか?私たちがお答えします!

ヒルシャーの名は、35年以上にわたって新しいトレンドを創り出すオートメーション・ソリューションの象徴であり続けてきました。当社は、どこよりも産業用通信について理解しており、機械をネットワークに統合するための革新的なソリューションとサービスでお客様を支援しています。