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採用事例: 従来の機械向けのモバイルアラート

データは工場に留まり、イベントは工場から出る

生のプロセスデータはクラウドに送信されず、ゲートウェイでは、状態がローカルで評価されます。転送されるのは関連するイベントのみです。これにより、トラフィックが少なくなり、システムが堅牢になります。

Derdack / SIGNL4について

Derdackは、産業関連業務とIT環境向けのモバイルアラートおよびインシデント対応ソリューションを専門とするソフトウェア企業です。

SIGNL4は、重要なアラートが適切な人物に適切なタイミングで届くよう設計されたモバイルアラートプラットフォームです。プラットフォームでは、プッシュ通知、SMS、音声通話など、複数の通知チャンネルがサポートされています。

SIGNL4は、メンテナンスチーム、サービス組織、運用スタッフに信頼性の高いアラート、エスカレーション管理、モバイルインシデント処理を提供することで、組織のインシデント対応プロセスの向上をサポートします。

SIGNL4の詳細

あるインシデントシナリオ: 偏差から数分で対応

工場での典型的なシナリオの1つに、従来の機械の区画で、わずかな偏差が次の手動チェックまで気付かれないというものがあります。
新たな設定では、次のようなシナリオが考えられます。

  1. プロセス値が定義された動作範囲から外れる。
  2.  エッジゲートウェイにより偏差が即座に検出され、定義されているNode-Redのフローで処理される。 
  3. インシデントが作成され、SIGNL4に転送される。
  4. オンコールの技術者が、勤務スケジュールに基づいてモバイルプッシュ通知を受信する。
  5. アラートが確認され、チームに担当が割り当てられたことが把握される。
  6. 確認されない場合は、SIGNL4により自動的にエスカレートされる。
  7. 偏差がダウンタイムにつながる前に、技術者が早期に対応する。

改善の鍵は、単にデータが増えたことではありません。より早い、構造化された対応です。

ヒルシャーについて

Hilscher Gesellschaft für Systemautomation mbHは、産業用通信および産業用IoTソリューションに特化したテクノロジー企業です。

netFIELDエコシステムには、機械、フィールドデバイス、産業用ネットワークを接続するための産業用エッジ管理機能とデータ収集機能があります。ヒルシャーのエッジゲートウェイ、一元的なエッジ管理プラットフォームnetFIELD CloudおよびnetFIELDアプリケーションを使用すると、運用技術 (OT) 環境を上位レベルのITシステムやデジタルサービスと柔軟に統合できます。

機械メーカーや産業オペレータがこれらのソリューションを使用し、機械の接続、状態監視、リモートサービスなどの産業用IoTアプリケーションを実装しています。

レガシーシステムにエッジが重要な理由

レガシー環境では、多くの場合、実用的な統合が求められます。エッジ処理が役立つ理由は次のとおりです。

  • 接続が、機械とOTのネットワークの近くにある 
  • イベント検出が継続的なクラウド接続に依存しない 
  • 限られたインターフェースしかない場合でもシステムが機能する 
  • 変更は、Node-REDで簡単に実装でき、大規模なソフトウェアプロジェクトが必要ない

このため、1つの区画で初めて、後からスケーリングするという段階的な展開には、このアプローチが適しています。

ローカルロジックにより、プロセス値が実用的なインシデントに変わる

ゲートウェイにNode-REDを使用することで、OTチームは、次に示すようなシンプルで透過的なルールを定義できます。

  • スレッド違反 (温度、圧力、電流など) 
  • 状態の変化 (機械の停止、モードの変更など) 
  • パターンをベースとするチェック (1つの時間枠内における短い停止の繰返しなど) 

イベントの詳しい情報を加えてから送信

条件が検出されると、ゲートウェイでは、次の内容を含むイベントメッセージが生成されます。

  • 機械またはラインの識別子 
  • タイムスタンプ 
  • 測定値またはステータス 
  • アラームの説明と重大度 
  • 任意のコンテキスト (安定していた最後の値、影響を受けたステーションなど)

これにより、受信者は、状況をすぐに理解できます。誰かに電話をかけて、アラームの内容を説明してもらう必要はありません。

SIGNL4が送信してエスカレート

ゲートウェイは、webhook/APIからSIGNL4にイベントを送信します。SIGNL4は、それを担当のグループに送信し、時間内に誰も確認しない場合は、自動的にエスカレートします。

技術者が行動の明確な理由を理解

「ライン3で何か問題が発生」といった内容ではなく、技術者は、次に示すような有益貴重な情報を受け取ります。

  • 問題の内容 
  • 発生場所 
  • 緊急度合 
  • アラートがトリガされた値の内容 
  • 現在対応中の人物 (確認された場合)

これにより、インシデント対応が、「気付いたら対応する」から「発生した時に対応する」に変わります。

出発点: 現場に残る危険なアラーム

多くの工場では、重要な機械は長年にわたって運転されていますが、最新の監視やリモートアクセスに対応するよう設計されていたわけではありません。何か問題が起こった場合、最初のアラームシステムの多くは、閃光灯やローカルHMIメッセージ、ライン上の音声信号です。
これは、機能はします。ただし、機能しなくなるまでの話です。
夜間や休憩中、人のいない区域で問題が発生した場合、アラームは気付かれないままになる可能性があります。また、誰かがアラームに気付いたとしても、エスカレーションで一般的に使用されるのは、電話やトランシーバー、マニュアル文書です。これでは問題解決が遅くなり、小さな偏差が長時間にわたるダウンタイムになってしまいます。
多くの製造チームや運用チームが改善したいのは、まさにここです。オートメーションアーキテクチャは再設計せずに、レガシーシステムのインシデントへの対応を早めることです。目標は次のとおりです。

機械には変更を加えず、適切な人物に即時通知

このような場合の要件は明確です。

  • OT環境で既存のデータソースを使用 
  • 異常な状態を早期に検出 
  • 信頼性の高いモバイルアラートをトリガー 
  • エンジニアリング作業は少なく保つ 
  • 既存のPLCまたは機械の設計に重大な変更は行わない 

これらの要件に対する答えは、ローカルイベント検出とモバイルのインシデントアラート機能を備えたエッジベースの監視ワークフローです。

解決策: エッジにnetFIELD、モバイルにSIGNL4

解決策では、2つの機能を組み合せています。
ヒルシャーのnetFIELDは、産業用接続とエッジ処理を機械の近くに置くことで、IT-OTの統合を可能にします。一般的なレガシー環境には、次のものを介して接続します。

  • PLCおよび産業用コントローラ 
  • 産業用ネットワークを通じて接続されているフィールドデバイス 
  • 産業用通信アプリケーションを介した産業用イーサネット通信のパッシブ監視 (PLCコードの変更は行わない)
  • ゲートウェイでは、netFIELDアプリケーションにより、データ処理とイベントロジックが実行されます。これには、ローコード処理用のNode-REDが含まれます。

DerdackのSIGNL4は、アラートおよびインシデント対応レイヤーとして使用されます。エッジからイベントメッセージを受け取り、SIGNL4クラウドからオンコールチーム、担当の現場スタッフのモバイルデバイスにそのメッセージを直接送信します。次のものを受け取ります。

  • モバイルプッシュ通知 
  • オプションで、SMSまたは音声通話 
  • エスカレーションルールおよびインシデントワークフロー

これは共に、明確な連鎖を作り上げます。
OTデータ収集 (netFIELDエッジゲートウェイ) → エッジイベント検出アプリケーション (エッジゲートウェイのNode-REDなど) → クラウド (SIGNL4) 経由の転送および送信 → モバイルアラート (SIGNL4) → OTレベルでの迅速なレスポンス。

実際の仕組み: レガシーシステムのモバイルアラートワークフロー

あるインシデントシナリオ: 偏差から数分で対応

工場での典型的なシナリオの1つに、従来の機械の区画で、わずかな偏差が次の手動チェックまで気付かれないというものがあります。
新たな設定では、次のようなシナリオが考えられます。

  1. プロセス値が定義された動作範囲から外れる。
  2.  エッジゲートウェイにより偏差が即座に検出され、定義されているNode-Redのフローで処理される。 
  3. インシデントが作成され、SIGNL4に転送される。
  4. オンコールの技術者が、勤務スケジュールに基づいてモバイルプッシュ通知を受信する。
  5. アラートが確認され、チームに担当が割り当てられたことが把握される。
  6. 確認されない場合は、SIGNL4により自動的にエスカレートされる。
  7. 偏差がダウンタイムにつながる前に、技術者が早期に対応する。

改善の鍵は、単にデータが増えたことではありません。より早い、構造化された対応です。

レガシーシステムにエッジが重要な理由

レガシー環境では、多くの場合、実用的な統合が求められます。エッジ処理が役立つ理由は次のとおりです。

  • 接続が、機械とOTのネットワークの近くにある 
  • イベント検出が継続的なクラウド接続に依存しない 
  • 限られたインターフェースしかない場合でもシステムが機能する 
  • 変更は、Node-REDで簡単に実装でき、大規模なソフトウェアプロジェクトが必要ない

このため、1つの区画で初めて、後からスケーリングするという段階的な展開には、このアプローチが適しています。

展開オプション: 1つのマシンから工場全体へ

コンセプトは、典型的な3つの方法でスケーリングされます。

  • 機械レベル
    重要な機械またはステーションごとに1つのゲートウェイ。改良のためのシンプルな出発点。
  • 区画/ラインレベル
    1つのゲートウェイで、生産区画にある複数の機械から信号を収集して評価。
  • 工場全体
    いくつかのゲートウェイを、複数の場所または区域で運用。SIGNL4は、監視対象のすべてのアセットに対する統一されたアラートレイヤーとして機能します。

より規模の大きな展開では、netFIELDにも、エッジインフラストラクチャの一元的なエッジ管理機能 (オンボーディング、ステータス、アップデートの展開、リモートアプリケーション管理) が含まれ、分散している設置全体で設定の一貫性を保つのに役立ちます。

結果: 遅延の減少、透過性の向上、運用の信頼の性向上
エッジをベースとしたイベント検出とモバイルアラートを実装することにより、繰り返し実行可能なレガシーシステム向けのワークフローを確立できます。

  • インシデントが担当チームにすぐに到達 
  • 担当が明確でアラートにコンテキストが含まれるため、応答時間低減 
  • 営業時間外でもエスカレーションが確実に機能 
  • 要件が発生するたびに、エンジニアがアラートロジックを短時間で調整可能

成功の要因は、エッジの産業用OT接続と、モバイルでのインシデントアラートおよびエスカレーションが組み合されたことです。ダッシュボード上だけでなく、実際の運用向けに作成されています。

結論

モバイルアラートは、従来の機械が、生産において依然として優位を占めている場合に、非常に有益になります。ヒルシャーのnetFIELDとDerdackのSIGNL4を使用すると、組織は、実践的なインシデント対応ワークフローを構築できます。このワークフローでは、既存のオートメーションシステムを再構築することなく、ローカルの異常な状態が検出され、適切な人物に即座に通知されます。

Derdack / SIGNL4について

Derdackは、産業関連業務とIT環境向けのモバイルアラートおよびインシデント対応ソリューションを専門とするソフトウェア企業です。

SIGNL4は、重要なアラートが適切な人物に適切なタイミングで届くよう設計されたモバイルアラートプラットフォームです。プラットフォームでは、プッシュ通知、SMS、音声通話など、複数の通知チャンネルがサポートされています。

SIGNL4は、メンテナンスチーム、サービス組織、運用スタッフに信頼性の高いアラート、エスカレーション管理、モバイルインシデント処理を提供することで、組織のインシデント対応プロセスの向上をサポートします。

SIGNL4の詳細

Hilscher – empowering communication

ヒルシャーについて

Hilscher Gesellschaft für Systemautomation mbHは、産業用通信および産業用IoTソリューションに特化したテクノロジー企業です。

netFIELDエコシステムには、機械、フィールドデバイス、産業用ネットワークを接続するための産業用エッジ管理機能とデータ収集機能があります。ヒルシャーのエッジゲートウェイ、一元的なエッジ管理プラットフォームnetFIELD CloudおよびnetFIELDアプリケーションを使用すると、運用技術 (OT) 環境を上位レベルのITシステムやデジタルサービスと柔軟に統合できます。

機械メーカーや産業オペレータがこれらのソリューションを使用し、機械の接続、状態監視、リモートサービスなどの産業用IoTアプリケーションを実装しています。

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